自己実現と社会貢献を志す人へ

先生&生徒のつぶやき

2023.05.18

福島県訪問

執筆者:教頭 人見 敏史

5/14~5/15の一泊二日、経済産業省 藤田様、株式会社宮田運輸 建野様のご協力の元、今井理事長をはじめ、小野校長、山下副校長、髙橋事務長、奈良学習館の高木館長、そして本校と奈良学習館の生徒代表とで、福島県の双葉町、大熊町、富岡町に行ってきました。
東日本大震災から12年以上が経ちましたが、復興の道のりはまだまだだと実感しました。
廃墟となった家、無人の店舗、傾いた電柱、放射性物質を含んだ土の管理をする広大な敷地・・・・見るも無残な姿に驚きを禁じ得ませんでした。
それでも少しずつ少しずつ着実に復興は進んでいます。
何十年、いや百年先かは分かりませんが、きっと震災前以上に戻る日が来ると確信します。
そのために本学園は何ができるのか?今、利他の心を持って考える時です。

※福島訪問については、四国学院大学で5/28に開催されるパネルディスカッションで発表します。

福島第一原子力発電所 1~4号機建屋前
(於:福島第一原子力発電所 1~4号機建屋前)

2023.04.20

利他と幸福

執筆者:校長 小野 康裕

今回は「利他と幸福」をテーマにお話します。
人は、誰でも幸せになりたいと願っています。
どうすれば、もっと幸せに生きられるのでしょうか?

もっと親の財産があったなら幸せになれる。
もっと頭が良ければ幸せになれる。
もっときれいに生まれたら幸せになれる。
もっと有名だったら幸せになれる。
その答えは人によっていろいろな意見があると思いますが、私が導き出した答えは「利他的振る舞い」です。

“利他的”な振る舞いと“利己的”な振る舞いでは、どちらの方が、多く年収を受け取ることができるのでしょうか。
興味深い研究結果があります。

スウェーデンのストックホルム大学のエリクソン博士らの研究によると、「利己的な人と利他的な人との年収についてどちらが高いか」を研究するため、4,017人にアンケートを協力してもらい、寄付やボランティア活動などの度合いを質問し、利他的か利己的かを調べ、その後の14年間の変化を調べたそうです。

その結果、最初は同額の年収であっても、その後において、利他的な人のほうが年収の増加率が高くなっていくことがわかりました。
利他的な人の年収は、利己的な人の1.5倍でした。
つまり、利他的な人と利己的な人では、利他的な人のほうが年収を多く受け取る人が多かったのです。
この理由は、利他的な人のほうが、周囲に気を使い、困っている人を助け、自分ができることを手伝ったりすることで、周囲からの信頼が増し、その結果、重要な仕事を任されリーダーに選ばれることになります。
それが、昇進に繋がり年収にも差が出てくると結論を出しています。

利己的な人より利他的な人の方が信頼できると感じることは、誰もが良くあると思います。
自分勝手な行動をする人よりも、他者を思いやることができる人のほうが安心でき、信用できます。
いつも自分勝手な行動をする人が困ったとしても、自業自得と言われ、誰も手を差し伸べることをしません。
逆に、いつも利他的な行動をする人には、いざというときに他者が力を貸してくれます。
つまり、利他の心を持っている人は、このような人間関係(相互協力関係)が築きやすいことが、人生を幸せに生きることにつながるのではないでしょうか。

参照文献:『科学的に幸せになれる脳磨き』岩崎一郎から

2022.01.20

【 まずはチャレンジ! 】

 まずはチャレンジ!!

 執筆者:経理 山根博

 私が若い人によく伝えることが「チャレンジしてみよう」ということ。

 やったことがない事でも、自分が知らない素質を持っていたり、自分に合っていたりすることもあります。

「どうせできへんわ」とか「めんどいやろ」とか、最初からあきらめてしまうのではなく、少しでも興味があるならば「どうすればいいのか」「どんなものなのか」調べてみたり、誰かに尋ねてみたりしてみると、案外「いけるかも!」と思うかもしれません。

 60年ほど前、私が小学生の頃NHKの番組で「ものしり博士」という楽しい番組がありました。

そこに登場する「ケぺル先生」というキャラクターの、毎回番組の冒頭でのあいさつが「なんでも考え、なんでも知って、なんでもかんでもやってみよう」でした。

そして、いろいろな題材を子どもたちと考え、ひも解いていく番組でした。

 当時、男の子の遊びは野球しかなかった時代で、少年野球チームもたくさんありました。学年で一番体が小さかった私は、いつも運動場の端から野球をしている同じ町内の同級生を見ているだけでしたが、ある日その友達が少年野球チームに入らないかと誘ってくれました。

「どうせできへんわ」と思っていた私に、彼がいろいろ丁寧に教えてくれたおかげで、6年生の時にはサードのレギュラーになることができ、やってみて良かったという思い出があります。

          

それからは、興味のあることはまずチャレンジしてみるようになり、中学校ではバスケットボール、高校では吹奏楽等々・・・そして、チャレンジすることは今でも続いています。

 皆さんも、自分の中にある可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

 知らない自分が見つかるかもしれませんよ。

2021.12.27

【 自然との対話 】

自然との対話    

 執筆者:学事課長 澤井 朝世

私は、雲が好きで、あらゆるところで写真を撮りまくっています。思い返せば小学生の頃からでした。

雲は、刻一刻と形を変え、その日その日でまったく形が違います。

晴れた青い空には、もこもこの雲、わた雲。

一直線に真っすぐ走るひこうき雲。

見つけたらどこまでも行ってみたくなり、非常に気持ち良くなります。

山の上に雲があれば、登ってもみたくなり、海の雲は夕日が沈むころには、反射して、黄色になり、橙色になり、茜色、赤紫色と、どんどん変わり、何とも言えない色になり幻想的です。

雲は、高さにより、大きく10種類分けられているようです。また、形により名前が付けられているものもあるようで、まだまだ、遭遇してない雲がいっぱいあります。

ウユニ塩湖のように、父母ヶ浜<日本のウユニ塩湖です♪>のように、水面に映ると水の上に浮かぶ何とも神秘的な雲が映り、一度はカメラに収めてみたい景色です。

富士山の雲は風が創るようで、ふもとからみると、とてもおもしろいと言われているそうです。富士山の変わった雲も見てみたいし、雲海を見て、雲を見下ろしてみたいし...

考えるだけで楽しくなってきます。また、今日も空を見上げてみようかな。

2021.11.21

【 癒しのとき 】

 執筆者:事務次長 高橋 直美

みなさんは、癒しの時間ってどんな時ですか?

美味しいものを食べている時?寝ている時?彼氏と一緒の時?ネコと遊んでいる時?

最近、20数年ぶりにお花を習い始めました。もともとお花は好きで習っていたのですが、子供ができてからやめてしまいました。今思えば無理をしてでも続けておけばよかったと後悔です。生徒にお花を教える機会を与えていただき(まだ、2回しか授業はしていませんが…)、もう一度習ってみようと一念発起。引き出しの奥にあった古ぼけた住所録の先生の携帯番号をドキドキしながら鳴らしてみました。よかった、、番号は変わっていませんでした。神奈川の先生ですが、月1回は香川にもどりレッスンをしているとのこと。

今は、月1回のレッスンが癒しの時となっています。レッスン時は集中し、作品が出来上がると少々下手でも十分満足。嫌なことも忘れ、楽しかった~と帰りの車の中で叫んでいます。残念ながら、出来上がった作品は、猫に悪戯されるので、実家行きですが…

みなさんも自分へのご褒美に癒しのときをつくってください。自分に優しくなれないと他人(ひと)にも優しくなれませんから…

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