自己実現と社会貢献を志す人へ

先生&生徒のつぶやき

2023.12.07

RITA学園の活動について(生徒のつぶやき)

 執筆者:3年次生 生徒会長

生徒のつぶやきとして初の投稿になります!

僕からはRITA学園高等学校の行事を体験して、楽しかったことについてお伝えします!

一つ目は、島サバイバルです!

一泊二日で瀬戸内海北部にある、水島灘に浮かぶ丸亀市の広島に行ってきました!

初日はBBQやキャンプファイヤー、花火大会を行い、二日目には海水浴、またSDGsの一環として清掃活動などを行いました!

島に行き、生徒や先生方と過ごすことはなかなか経験できないので、とても新鮮で、楽しい行事となりました!

二つ目は、福島県に校外学習行ったことです。

福島県では東日本大震災で被害にあった学校や町、原発を見に行きました。

訪れる前は災害について経験もなく実感が無かったため、軽い気持ちで行きましたが、実際に福島へ訪問し、目の前にあったのは災害にあってぼろぼろになった家、傾いた電柱などでした。

目の当たりにしてから災害の恐ろしさが伝わってきました。

実際に見て聞いて、初めて感じることができるのだなと思い、校外学習を通して貴重な勉強になりました。

こういった活動ができるのもRITA学園ならではだと思います。

保護者の皆さんへ

 先生方は優しくラフで、生徒たちも楽しくRITA学園で学ぶことができています!

Facebookやインスタグラムなどでも多くの行事について投稿していますので、またお時間がある時に見て頂けたらと思います!

これからもRITA学園高等学校をよろしくお願い致します!

2023.09.22

笑顔のススメ

 執筆者:渡邊 まゆみ

初めまして。

2023年4月から公民を担当しています、渡邊と申します。よろしくお願いいたします。

皆さん、初めて人を見たときの第一印象、どのくらいで決まるか知っていますか?なんと3秒~5秒!!と言われています。

女性は、視覚で決まるといわれ、約3秒。男性でも約5秒。

恐ろしいことに、この第一印象を覆すのに3時間はかかると言われます。

そして、この第一印象の内訳をみると、見た目・表情・しぐさ・視線が55%を占め、次いで声の質、話すスピード、声の大きさが38%、言葉そのもの、内容は7%となっています。つまり、表情で第一印象はほぼ決まるのです。

ニコニコ笑顔の人とムスッとした、しかめ面の人だったら、笑顔の人の方が幸せな気持ちになりますよね。

笑顔で毎日を過ごすことができれば、自分自身の気持ちも明るく楽しいものになると思います。

まず、朝いちばんに笑顔を作ってみる、おはよう!と笑顔で言ってみる。

なんでもいいんです。

1日のうちで、少しでも笑顔の時間を作っていきましょう!!

2023.08.27

夢を持ち続けよう

執筆者:田坂 寛

みなさん初めまして。

2023年4月から新しく数学・国語の授業を担当しています、田坂と申します。

現在53歳ですが、何とこの年齢で中学生から思っていた“学校の先生”という夢を実現することができました。

どのようにしてこの夢がかなったかというと私は、自分の周りの人に自分の夢を語っていたからです。

そしてある日、高校の同級生から「高校で数学を教えてもらえないか?」という話があり、ほぼ即答でした。

夢はあきらめなければ必ずかないます。

そして“自分と未来は変えられます。”

私と一緒に夢を探して、その未来を楽しいものにしていきましょう。

 

2023.07.26

利他的偉人伝②「乃木希典~聖将と呼ばれた男~」

執筆者:藤原 彰将

香川県善通寺市には陸上自衛隊の駐屯地があり、その敷地内に「乃木館」という記念館が併設されています。

乃木とは、明治期の軍人 乃木希典将軍のことです。
生徒の皆にとっては乃木坂46の乃木坂という地名の由来になった人といった方が「へぇ~」と思うかもしれません。
今回は、そんな乃木将軍にまつわるエピソードを紹介します。

乃木希典将軍

乃木希典将軍は、54歳の時に日露戦争における旅順攻囲戦の指揮を執ることになりました。
遡ること10年前の日清戦争で旅順要塞を僅か1日で陥落させた実績を買われての抜擢でした。

しかし、ロシア軍が防備を固めた旅順要塞は、事前の情報を遥かに超えた強固な大要塞と化していました。

戦場入りしてからというもの、乃木将軍はほとんど眠ることもなく、食事も将官用の御馳走ではなく一般兵と同じものを食べ、皆と苦痛を分かち合いながら戦い続けました。

攻撃を仕掛ける度にロシア軍の集中砲火を浴び、大量の犠牲者を出しながらも、半年の激闘の末ようやく旅順要塞を陥落させることに成功します。

旅順陥落後、各国のメディアは、近代戦において有色人種が白人を倒した歴史上類を見ないこの戦いの結末を写真に収めようと、乃木将軍に対して撮影の要望を出しますが、乃木将軍は「ロシアの将軍に恥をかかせたくない」と拒否しました。
それでもと食い下がるメディアに対し、条件を出したうえで許可したのが次の写真です。

乃木将軍とロシアの将軍

この写真を見て、どちらが勝者でどちらが敗者かがわかりますか?

慣例上、敗軍の将は帯刀を認められないのが世界の常識でした。

しかし、乃木将軍は「勝者とはいえ敗者の尊厳を踏みにじることは許されない」と考え、敢えて皆が同列として写った写真を報道陣に使わせました。

この出来事は「水師営の会見」と呼ばれ、様々な国で乃木将軍の誠実な人柄が知られるきっかけになりました。

その後、敵将ステッセルはロシアで敗戦責任を追及され死刑を宣告されますが、それを知った乃木将軍はすぐにロシアに宛て、ステッセルがいかに愛国心を持って祖国のために勇敢に戦ったかを訴える内容の書簡を送りました。
その結果、ステッセルの処刑は取りやめ、シベリア流刑に減刑となりました。
さらに、遺されたステッセルの家族に対して乃木将軍は自らが亡くなるまで生活費を送り続けました。

多数の死者を出した日露戦争でしたが、乃木将軍もこの戦争の中で二人の息子を亡くしています。
戦後、日露戦争の英雄として、東郷平八郎らと長野県での講演会に呼ばれた際には、登壇を求められても断り、その場に立ったまま「諸君、私は諸君の兄弟を多く殺した乃木であります」と一言そう言って涙を流したそうです。
自分自身も家族を失った立場でありながら、それ以上に「自分の指揮で、多くの国民から家族を奪ってしまった」という自責の念を持ち続けていたのです。

戦後、乃木将軍は戦争で傷ついた兵士たちを収容する廃兵院に何度も見舞いに行き、多額の寄付をし、上腕切断者のための義手の設計に協力。
年金を担保として義手の製作・配布を行うなど、傷痍軍人の支援を精力的に行いました。

さて、乃木将軍が現在まで偉大なリーダーとして語り継がれているのは何故でしょうか?
歩兵第22連隊旗手として従軍していた櫻井忠温は後年、次のように語っています。

「乃木のために死のうと思わない兵はいなかったが、それは乃木の風格によるものであり、乃木の手に抱かれて死にたいと思った。」

弱者を虐げず、他人の悲しみを自分のことのように考え、損得を考えず人として正しい行いに徹する。

そんな乃木希典将軍だからこそ、多くの兵士の心を動かし、大事な局面での戦いに打ち勝つことが出来たのではないかと思います。

そんな乃木将軍の真っ直ぐな生き方は、現代を生きる私たちにも変わることのない大切な事を伝えてくれているように感じます。

2023.06.15

人は人との出会いで成長する

執筆者:副校長 山下 久夫

人は生きていれば様々な出会いがあります。
それは全て必然であり、偶然は無いです。
そんなことないよという方もおられるかもしれませんが、全て必然と考えてみてください。
これは何を意味するのかと言いますと、自分を成長させてくれるものなのです。
この世に生を受けた時に、私の両親はこの私を大事に育ててくれました。
だから今の私があるのです。
人との出会いはここから始まっているのです。

では次の出会いはどこで誰と出会いましたか。
皆さんは覚えていますか。
色々な出会いがあったと思います。
人は人と出会うと嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いことなどなど、様々なことが起こります。
その一つひとつが自分を成長させてくれるのです。
誰も楽しいこと嬉しいことばかり経験する人はいないのです。
悲しいこと辛いこともたくさん経験します。
どの経験も自分を成長させてくれます。
嬉しいことを経験すれば、同じことを他人にすれば喜んでくれますし、嫌なことを経験したら他人にしなければ良いのです。
同じ志を持つ人と出会うことができれば力を合わせて行動すれば良いのです。

今から3年前、私は奈良県にある学校に授業に行きました。
そこで3年ぶりに小野校長と再会しました。
その時、小野校長からRITA学園高等学校について色々とお話を聞かせていただき、数日後、今井理事長ともお会いすることになり、理事長からRITA学園高等学校の理念を聞かせいただいた時、その思いの素晴らしさにとても感動したのを覚えています。

やはり人との出会いは偶然ではなく必然だと感じました。
ですが、その出会いをどうするかは自分自身で考え、判断しなくてはなりません。
仮に悪い人に出会ったとしても同じで、どうするかは自分で判断するのです。
そんな時、自分の中でどうすれば良いかという判断基準をもつことが大事です。
この基準こそが最も大切です。
自分にとっても他人にとっても正しいものでなければなりません。
さらに大事なことがあります。
その基準は損得で考えるのではなく、善悪で考えるのです。
私がRITA学園高等学校に来たのは、自分の経験が生徒にとって役立つことになればいいなと思ったからです。
損か得かで考えていては良い方向に進むことはできません。
常に善か悪かで考えるようにしましょう。
多くの人と出会い、都度正しい判断で自分を磨き、素晴らしい人生を送りましょう。

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