先生&生徒のつぶやき
2025年09月
2025.09.04
お米の大切さ
「令和の米騒動」と呼ばれる品薄状態は、2024年の異常気象による不作が背景にあり、昨年秋から深刻化し、2025年に入っても継続・再燃しています。原因は、猛暑と長雨による米の品質・収量へのダメージ、減反政策廃止による作付面積の減少、農家の高齢化など複数の要因が複合的に影響していると言われています。
私は、農家の高齢化、後継者不足により耕作できなくなった田を引受けて休耕田にならないようにすることを目的とした農事組合法人に所属して、お米やうどんの原料となる麦、アスパラガスを作っています。
今年のコメ作りは大変苦労しています。一つは、ジャンボタニシにより苗が食べられてしまう食害。二つ目は日照りにより水が必要な時に水上から水が流れてこないといった水管理です。三つめは雑草の防草です。こうした苦労の中で食べられるお米は貴重です。
先日、学校行事で「島サバイバル」を実施しました。その時お米を購入しましたが、5kg4170円ととても高いものでした。島サバイバルでは、おくどさんでお米を炊きました。
生徒たちは初めての体験でしたが、山下校長の指導で大変美味しくご飯が炊けました。生徒たちの島サバイバルで楽しかったことの一つに挙げられていました。
ごはんを美味しく頂けることはとても幸せなことです。
▲私が管理しているスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の食害にあった田んぼ
▲スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
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